「帝国ホテル東京のトイレは、“静けさと格式”が息づく極上空間」
日本を代表する歴史的名門ホテル「帝国ホテル東京」。
1890年(明治23年)に開業し、130年以上の歴史を誇る日本最古の西洋式ホテルです。かつてはフランク・ロイド・ライトが設計した「旧本館」で知られ、現在の本館は丹下健三の設計による1970年開業の建物です。
皇室や国賓、世界の著名人に愛され続けてきた帝国ホテルは、「おもてなし」の心と細部へのこだわりが随所に感じられる空間。そんな一流ホテルのトイレは果たしてどのような完成度なのか?今回、トイレ調査団が帝国ホテル東京のパブリックスペースのトイレを徹底調査してきました。
高級ホテルのトイレは、そのホテルの品質やサービスへの姿勢を映し出す鏡とも言えます。帝国ホテルの格式と伝統は、トイレ空間にどのように表現されているのでしょうか。さっそく調査結果をご紹介します。
本館2階「孔雀の間」のトイレ
今回は大宴会場「孔雀の間」のトイレを調査しました。
① 入口 –「静謐さの入口」

重厚感のあるホテルです。

ここを進むと奥にトイレが

広い廊下の一角に控えめに設けられたトイレ入口。
金と木目の柔らかいトーンが印象的で、まさに“ホテルの顔”としての落ち着いた佇まいです。
② 小便器 –「空間を贅沢に使った配置」

大理石調の壁でここに区切られています。
仕切りが高めで、1人ずつの空間がしっかり確保されています。床の素材にも高級感があり、清掃も行き届いていて気持ちよく使用できます。
床も含めた空間全体が高級感とゆったり感で溢れています。
③ 個室 –「個室は“自分だけの書斎”」

空間がとても広々。
内装はウッド調とアイボリーで落ち着いており、まるで書斎のようにくつろげる空間です。
④ ウォシュレット –「シンプルイズベスト!?」


TOTO製でボタンが大きくて使いやすい。
至ってシンプルなタイプですね。
正直ここには感動はありませんでした。
2023年に発表された情報ですが、帝国ホテル本館(メイン館)には建て替え計画があり、2031年から解体工事が始まり、2036年に新しい建物が完成する予定です。
それを考えると、特に新しいモデルに変わることはないでしょう。
⑤ 手洗い –「華やかさと品格の融合」

大理石風のカウンターに、シンプルで高級感のある蛇口と大きなミラー。
手を拭くペーパータオルも丁寧に整えられています。まるでパウダールームのような美しさです。
おもわず髪型、ネクタイを整えたくなりました。
⭐ 総合評価(★5段階)
| 項目 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| 清潔感 | ★★★★★ | 常に清掃されていてゴミ一つなく、匂いもなし |
| 高級感 | ★★★★★ | 素材、照明、空間の使い方すべてが上質 |
| 快適性 | ★★★★☆ | 個室が広く快適 |
| デザイン性 | ★★★★★ | 落ち着きと上品さ重視、派手さより品格 |
| 設備・機能 | ★★★★☆ | ウォシュレットがシンプルなモデル |
◆ ひとことまとめ
帝国ホテル東京のトイレは、“使いやすさ”と“格式”のバランスがとれた空間でした。
初めて訪れる人にも、ここがただのトイレでないことが伝わるはず。
気持ちが高まり、紳士として扱っていただける。そんな気分になりました!
